オイハクさんのこと

オイハクさんの訃報を知ったきっかけは、つきみさんのツイートだった。

 

オイハクさんとは彼女がODをしてラリっている時にやりとりをしたことがあった。

 

それから何年か経過し、オイハクさんは紫月海の名前で短歌を始めた。かなりの才能があったようで、短期間で日経歌壇(ほむほむ欄)に三回も掲載されるほど上達した。だからこそ、亡くなったと知った時はショックだった。

 

オイハクさんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

凪から澱へ

無風状態の凪の生活からマイナスの変化があった。再び鬱が始まり、非常に苦しい。希死念慮も当然ながらある。短歌も再びスランプだ。現在の生活に名称をつけるとしたら、「澱」が相応しい。風が吹き、様々な異物が生活圏に混入した。

 

やはりどうにもならなかったか……。

新しい人よ

 嵐のような不調が消え去り、現在は凪のように穏やかな日々を過ごしている。

 

 メンタルヘルスの不調や希死念慮、先の見えない状況など、様々な物事で苦しみが続いていた。僕は服用している薬が効いたからではないかと推測しているが、実際のところは何が作用して抜け出すことができたのかはわからない。わかることはただひとつ、僕自身が一人で長らく抱えていた「荷物」の大部分がなくなったということだけ。特性や現状などは変化はないが、それでも日々を生きるという行為が大分楽になった。

 

 凪の日々がこれからも続くことを願いながら、自分なりのベストを尽くしたい。

 

 嵐は去った。さあ、新しい日々を歩んでいこう。新しい世界の第一歩を踏み入れよう。はじまりだ。

 

 新しい人よ眼ざめよ。